「やることが多すぎてしんどい…」心と時間にゆとりが生まれる優先順位のつけ方
2025.04.28
「やらなきゃいけないことが山積みで、何から手をつければいいのか分からない」
「ずっと頭がごちゃごちゃしていて、休んでも疲れが取れない」
そんなふうに感じているあなたへ。
責任感が強くて、頑張り屋な人ほど、やることを抱え込みすぎて心が疲れてしまうことがあります。
だけど、今のあなたに本当に必要なのは“全部を完璧にこなすこと”ではなく、“今やるべきことを見きわめる力”かもしれません。
このコラムでは、心と時間にゆとりをつくる「優先順位のつけ方」を4つのステップでお伝えします。
毎日を少しでも軽やかに過ごせるように、ひとつずつ取り入れてみてください。
Step1:まずは「全部書き出す」ことで、脳の混乱を外に出す
頭の中にあるタスクが多すぎると、心は常に「何かを忘れている気がする」と緊張状態に。
最初にすべきことは、考えるのを一旦やめて、全部書き出すことです。
仕事、家事、人間関係、やりかけのこと、気になっていること…大小関係なく、箇条書きでOK。
「自分はこれだけのことを抱えていたんだ」と客観的に見るだけで、心が少し落ち着いてきます。
これは、脳の“メモリを空ける作業”でもあります。
Step2:タスクを「緊急度」と「重要度」で分けてみる
書き出したタスクを、次に「緊急度」と「重要度」の2軸で分類してみましょう。
目安としては以下のような感じです。
緊急かつ重要(例:今日中に提出の仕事、病院の予約)
緊急ではないが重要(例:将来の勉強、人間関係のケア)
緊急だが重要ではない(例:来客対応、雑用)
緊急でも重要でもない(例:なんとなくSNSを見続ける)
このステップで、「今すぐにやること」と「あとでいいこと」の線引きが見えてきます。
Step3:やらないことを「決める」勇気を持つ
やるべきことを減らすには、「やらないこと」を決める必要があります。
優先順位をつけるとは、「どれを先にやるか」ではなく、「どれを後回しにするか」や「今はやめる」と決めることでもあるのです。
たとえば、他人に頼めること、やらなくても困らないこと、今の自分には負担が大きすぎること――
そういったものを、一度手放してみる勇気を持ってみてください。
これは“逃げ”ではなく、“自分を守る選択”です。
Step4:本当に大切なことにエネルギーを注ぐ
時間も気力も限られているからこそ、自分が「これだけは大事にしたい」と思えるものにエネルギーを注ぐことが大切です。
それは仕事かもしれないし、家族との時間、自分の体調管理、趣味や癒しの時間かもしれません。
人と比べなくていい。あなたにとって“今一番大切なこと”が何かを見つけ、それを優先していきましょう。
一つひとつの選択が、あなたの生活と心を整えてくれます。
やることに追われて、心の声が聞こえなくなってしまうことは誰にでもあります。
でも優先順位を見直すことで、あなたの毎日はきっともっとやさしく、落ち着きのあるものになります。
どうしても整理がつかないときは、電話占いを通じて心のモヤモヤを話してみるのもひとつの方法です。
あなたが「今日を生きること」が少しでも楽になりますように。