「なんだか全部、どうでもいい…」そんなときの心の整え方
2025.05.22
楽しみにしていたことなのに、いざ始めると心が動かない。
好きだったものにさえワクワクしない。気づけば、何をしても「楽しくない」という気持ちがどこかにある――。
そんな時期が突然やってくることがあります。無理に明るく振る舞おうとしても、余計につらくなるだけ。
今回は、「気分が乗らない」「何をしても楽しくない」と感じるときに、自分の心をそっと整えるための4つのステップをご紹介します。
ステップ1:「楽しまなきゃ」を手放す
何をしても楽しく感じられないとき、「楽しめない自分がダメなんだ」と責めていませんか?
でも実は、そんな時期も自然な流れの一部。心のエネルギーが内側へ向かっているだけかもしれません。「楽しめない自分」を否定するのではなく、まずはその状態をただ認めてあげることが回復の第一歩です。
ステップ2:小さなルーティンで“感じる感覚”を取り戻す
何かを“楽しむ”には、まず“感じる”心の余白が必要です。
朝に窓を開けて風を感じる、あたたかいお茶をゆっくり飲む、1曲だけ好きな音楽を聴く――そんな些細な行動が、感覚を取り戻すスイッチになります。大きなことはできなくても、今の自分が「できること」から始めてみてください。
ステップ3:心の声を書き出してみる
モヤモヤした気分には、言葉にできない思いが隠れていることがあります。
ノートやスマホのメモに、浮かんでくる言葉をそのまま書き出してみましょう。上手く書こうとしなくて大丈夫。「なぜこんな気持ちになるのか」が見えてくることで、自然と気持ちに整理がつき始めます。
ステップ4:“誰かと話す”ことで、心に風を通す
気分が乗らないときほど、自分の内側だけに閉じこもりがちになります。
でも、信頼できる誰かにほんの少しでも気持ちを話すことで、心に新しい風が吹き込むこともあります。もし話せる相手がいないと感じるときは、占い師やカウンセラーのような「第三者の安心できる存在」に頼るのも一つの手です。
何をしても楽しくない…そんな時間も、あなたの人生の一部です。
今は心のエネルギーが静かに蓄えられているだけかもしれません。無理に動かそうとせず、優しく見守ってあげることで、また自然と光が差し込んでくるはずです。