「この感じ…もう終わりかな」
返事が遅くなってきた。誘っても反応が薄い。
そんなとき、心のどこかで“もうダメかも”と感じながら、
「でも、前は楽しそうにしてくれてたのに」
「たまたま忙しいだけかもしれない」と、何度も思い直してしまう。

それは、あなたが相手を大切に思っている証拠。
でも、そんなときこそ、一度だけ立ち止まって
自分の気持ちを見つめてみてほしいのです。

1. “脈なし”は、あなたの価値を否定する言葉じゃない

「脈がない」と感じると、
まるで自分が足りなかったような、価値のないような気がしてしまう。

でも、それは違います。

相手の気持ちが離れていくことと、
あなたの価値が下がることは、まったく別の話。

たまたま今の相手と波長が合わなかっただけ。
それだけのことかもしれません。

2. 「前はあんなに優しかったのに」と思ったら

最初の頃は、たくさん連絡をくれた。
話しかければすぐに返ってきて、会えばとても優しかった。

でも今は、その反応が減ってきて、そっけないように感じる。
そんな変化に、不安になるのは当然のことです。

けれど、それは「あなたへの気持ちがなくなったから」とは限りません。

人は、関係に慣れてくると、初対面のときのような“がんばり”をやめて、
素の自分を見せはじめるようになります。
だからこそ、最初の姿とのギャップに戸惑ってしまうのです。

けれど、そのギャップがあるのは当然のこと。
変わったのではなく、「本来の姿が見えてきた」と考えることもできます。

3. はっきりさせるのが怖いときもあるけれど

「もし聞いて、終わってしまったらどうしよう」
そう思って、あえて曖昧なままでいる。
その気持ち、とてもよくわかります。

でも、ずっと不安を抱えたままでいると、
恋をしているのに、どこかしんどさばかりが募ってしまう。

確かめることは、傷つくためじゃなく、
自分の心を守るためでもあるんです。

4. “叶わない恋”にも、意味がある

どんなに願っても、
どんなに頑張っても、報われない恋はあります。

でも、だからといって、
「自分はダメだった」なんて、思わないでほしい。

叶わなかったその恋は、
あなたのやさしさ、強さ、愛し方を教えてくれたはずです。

あの人のことを思って泣いた夜も、
ずっと返事を待っていた時間も、
あなたの中にちゃんと残って、
きっとこれからの恋を育ててくれるはずだから。


あなたが今感じているその想いが、
やさしく報われる日がきますように。

無理に忘れなくていいし、急いで進まなくても大丈夫。
でも、どうかあなたの心が少しでも軽くなりますように。