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2019.03.06
昨日より水星にて「留」という現象が発生しました。
惑星が他の惑星と進行する向きが揃うと巡行、反対を向くと逆行と呼ばれ、その動きが切り替わる数日間の停止状態を「留」と呼びます。
留を終えると、水星は逆行へと向かいます。
水星逆行というのは圧倒的にメジャーな存在です。
なぜ、よく話題にされるかというと、水星の逆行が「個人レベルで最も影響を受け、表面化しやすい」からです。
占星術の視点では、人にもそれぞれ強み弱みがあるのと同じように得意分野があります。
逆行のときに起こりやすいのが、連絡や情報の遅延や行き違い。
反対に過去の付き合い、再会や連絡、など過去にフォーカスされやすくなる特徴を持っています。
この時期は、ものごとがゆっくり進んだり、再確認ややり直しを迫られることが多いです。でも、それはあくまでも「やり直しの必要が出て来る」だけです。
決して悪い事ではなく、本来なら気にも留めずに過ぎてしまうような事に気づきを与えてくれるラッキーな時期。
少し過去に戻って忘れてきた大切なものを見つけに行きましょう。
過去を見直すことで、過去も現在に影響を及ぼします。
ここでは直接的に変化が起こるかどうかは問題ではなく、過去、現在、未来と望むべき自分自身の価値観の変化を浮き彫りにすることができる良い機会となります。
過去と比較することによって、これから自分が築いていくべき価値観、意識を方向づけることができるからです。
水星逆行中は「過去」に焦点を当てることで、うまくその期間を活用できるでしょう。
変化は心の内側からやってきます。
それでは本日も、素敵な一日をお過ごしくださいませ。