みなさま、いつも大切な時間とご縁を頂き、
ありがとうございます。

今回は、様々な理由で自分に自信がなくなった時、気持ちを引き上げる考え方と行動についてお話ししたいと思います。


一生懸命頑張っている人ほど、自分に接する人からの態度の変化や、周りの評価に敏感です。

そして、それが原因で不安になったり、傷つくことで、本来の実力が出せないことがあります。

その状態を繰り返し、どんどん心が疲れ、萎縮してしまう前に、次のことを試してみてください。


→ 自分を許し、認める余裕を持つ

他人がどう言おうが、貴方の価値は貴方自身が決めるものです。

仮に、今回は満足のいく結果が得られなかったとしても、貴方自身の価値は変わりません。

他人の言動に振り回されたり依存しない。
まずはこれを自覚することです。


不安を感じたら、気持ちに遊びの部分、余裕を持たせるクッションのようなイメージを、内面に思い浮かべることから始めてみましょう。


→ 出来たことリストの作成

自分に自信が持てない、魅力がないと落ち込む人は、日頃から自分に対し否定的な感情を持つ傾向があります。

自己評価が低いと、自己肯定感を下げるだけでなく、その気から発する波動が否定的な感情を呼び、周りからの印象や評価も良くない方向に変えてしまいます。

気分が落ちていると感じた時は、
1日の自分を振り返り、

『出来たこと』を、
声に出したり、可視化してみましょう。

例えば、

「たくさん歩けた」
「部屋の片付けが出来た」
「仕事をいつもより早く終わらせた」
「ごはんがおいしく作れた」
「笑顔で自分から挨拶出来た」

などなど、

些細なことで良いのです。
出来たことだけを羅列します。

スマートフォンのメモ機能などを使い、簡単な日記を付け、後から読み返すことも効果的です。

ただ、ここでひとつ気をつけたいのが、

目標を "前もって設定" することは、おすすめしていません。

何故なら、気持ちが下降気味の時に目標を持つことで、義務感に駆られて焦ったり、

もしも出来なかった時には、別のストレスが増えることで、逆効果になってしまうからです。

【出来たこと】のみを振り返り、
ピックアップしていきましょう。


人は、小さな達成感を積み重ねていくことで、成功体験が自信を生み、そこから勝ちぐせも付いていきます。


物事の善し悪しは、行動したタイミングや環境により、結果が変わることも良くあります。

今はうまく行かないなと感じたら、
過度に自分を責めず、再挑戦すれば良く、

そのために、いつも前を向いて進めるよう、自分の心を良いコンディションに整えておくことに意識を向けましょう。


無理に自分の性質を変えるのではなく、自分の実力が発揮できる状態を知り、キープする、

その心情の変化から、表情も行動も変わっていきます。


自分を変えたいけれど、どうして良いのが分からない、とお悩みの時、

自分を責めるのではなく、
励ましてみてくださいね。


貴方自身が貴方の価値や成果を認めることで、少しずつ自己肯定感が高まり、さらなる成長にも繋がります。

心を穏やかに整え、前向きな気持ちで、
自分に相応しい目標に向き合っていきましょう。

山吹