思考が現実を創る⑥

2025.02.26

今回は臨床心理・教育心理学・心理学を学んできた私だからこそ伝えたい、潜在意識と深層心理の真実。占いや引き寄せの力を最大限に活かすために、この2つの違いを深掘りしてみましょう。

潜在意識と深層心理の違いとは？
「潜在意識」と「深層心理」。この2つは似ているようで、実は少し違います。
潜在意識：普段は意識していない心の領域。無意識の行動や習慣、思考パターンをつくるもの。
深層心理：潜在意識のさらに奥深くにあり、「トラウマ」「インナーチャイルド」「過去の経験から生まれた思い込み」などが含まれる。
つまり、深層心理は潜在意識の中にある、自分でも気づかない心の傷や思い込みを生み出している部分とも言えます。

深層心理と引き寄せの関係
「思考は現実化する」と言われる引き寄せの法則。でも、ポジティブ思考を心がけても、なぜか現実は変わらない…なんて経験はありませんか？
もしかしたら、その原因はあなたの深層心理に潜んでいるかもしれません。
深層心理とは、普段意識していない心の奥底にある領域のこと。「私は愛されない」「お金を持つのは怖い」「努力しないと価値がない」といったネガティブな思い込みが住みついていることがあります。
このような思い込みがあると、せっかくポジティブに考えようとしても、深層心理がブレーキをかけてしまうのです。

占いの鑑定で「少し期間を置いた方がいい」とお伝えすることがありますが、これは、潜在意識や深層心理に「次もうまくいかないかも…」「次に好きになる人も大事にしてくれないかも…」「次の職場も嫌な人がいるかも…」「疲れた…休みたい…」といった思いが出ているときなんです。
そんなときは、環境を変えてみるのも一つの方法。たとえば、短期間の簡単なお仕事を入れて「できた！」という小さな成功体験を積むことで、自分への信頼感が増し、心の流れが変わっていきます。
また、「私は大事なときに限って雨が降る」という思考があると、それがネガティブな連鎖を生み出し、本当に雨を呼び込むことも…。
そして、他者の深層心理に不用意に手を入れることは、相手の心に新たなトラウマを埋め込む可能性があります。誰かの心の中にネガティブな情報があると感じたときは、無理に向き合わせるのではなく、適切なタイミングが来たときにそっと認めてあげることが大切です。
たとえば…〇集団行動が苦手 → 幼少期に「一度グループから逸れた経験」があった○恋愛に夢中になれない → 子どもの頃「ちょっと待ってて」と言われて待っていたのに忘れられることが多々あった
こうした過去の記憶が、無意識のうちに現在の自分に影響を与えていることもあります。ただ、これらをしっかり理解し、少しずつ癒していくことで、モノクロだった世界がカラフルに見えるようになったりするんですよ。

深層心理を癒して引き寄せを加速させる方法
① 自分の深層心理を知る「なぜ私はこれを引き寄せられないんだろう？」と考えてみる。過去の経験や子どもの頃の記憶を振り返り、「私がずっと信じていることは？」と問いかけてみる。
② インナーチャイルドを癒す子どもの頃に「我慢したこと」「傷ついたこと」を思い出し、「もう大丈夫だよ」と自分を許してあげる。
③ 新しい思考をインストールする毎日アファメーション（肯定的な言葉）を唱える。「私は幸せになっていい」「私は愛される価値がある」と何度も繰り返す。

深層心理が癒されると、潜在意識のブロックがなくなり、本当に望むものをスムーズに引き寄せられるようになります。
「うまく引き寄せられない…」と感じるときは、無理にポジティブになろうとするよりも、まずは深層心理を癒してあげることを意識してみてくださいね。


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信じる者は誰でも願いが叶う。きららでした。have a nice day！