3月3日は「ひな祭り」。女の子の健やかな成長を願う行事ですが、実は開運の力を秘めた特別な日でもあります。ひな人形を飾るのは、厄を払い、新しいエネルギーを迎え入れるための大切な儀式。さらに、桃の花や甘酒など、ひな祭りにまつわるものには、心と運気を整える効果があると言われています。

今年のひな祭りは、ただ祝うだけでなく、自分自身を整え、運気を高める1日にしてみませんか？ 4つのステップで、心を浄化し、願いを叶える準備をしましょう。

ステップ1：ひな人形に願いを託し、厄を手放す

ひな人形には「持ち主の厄や不運を引き受ける」という意味があるとされています。昔は「流しびな」という風習があり、人形を川や海に流すことで厄を払っていました。

現代では、ひな人形を飾ること自体が厄除けの役割を果たします。飾る際には「私の不安や迷いを吸い取ってください」と願いを込め、片付けるときには「ありがとうございました」と感謝を伝えることで、心のモヤモヤを整理し、新しいスタートを切る準備ができます。

ひな人形を片付けるのが遅れると「婚期が遅れる」という言い伝えがありますが、これは「片付けをきちんとする女性になってほしい」というしつけの意味合いが強いようです。大切なのは、丁寧に扱いながら、感謝を持ってお片付けすることです。

ステップ2：桃の花のエネルギーで心を浄化する

ひな祭りに飾られる桃の花は、古来より邪気を払う力があるとされてきました。中国では「不老長寿の果実」として珍重され、日本でも魔除けや健康長寿の象徴とされています。

桃の花の淡いピンク色は、心を穏やかにし、愛や幸福を引き寄せるエネルギーを持っています。部屋に飾ることで、空間が浄化され、気持ちが落ち着くでしょう。

生花が用意できない場合は、桃の花の写真を眺めたり、ピンク色の小物を取り入れるのもおすすめです。スマートフォンの待ち受けを桃の花に変えるだけでも、気持ちが前向きになる効果が期待できます。

ステップ3：白酒（甘酒）でエネルギーチャージ

ひな祭りに飲まれる白酒は、邪気を払い、生命力を高める意味があるとされています。白酒はアルコールが含まれているため、子どもやお酒が苦手な人は、甘酒を代わりに飲むのがおすすめです。

甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれ、栄養価が高く、美容や健康にも良いとされています。発酵食品であるため、腸内環境を整え、心身のバランスを調える効果も期待できます。

甘酒を飲むときは「新しい幸運を迎え入れる」と意識しながら味わうことで、ポジティブなエネルギーが高まり、運気をより良いものにすることができます。

ステップ4：ひな祭りアファメーションで願いを引き寄せる

ひな祭りは「未来の幸福を願う日」。この日に自分の願いを明確にし、前向きな言葉を口にすると、良い運気を引き寄せることができます。

おすすめのアファメーションは以下のようなものです。

・私は幸せと愛を受け取る準備ができています
・すべての出来事は、私をより良い未来へ導いています
・私は美しく、心からの幸せに包まれています

声に出して唱えたり、ノートに書き出すことで、潜在意識にもポジティブな影響を与え、願いが叶いやすくなります。

ひな祭りは、ただの行事ではなく、心を整え、新しい幸運を引き寄せるための大切な1日です。ひな人形に願いを託し、桃の花で心を浄化し、甘酒でエネルギーチャージをすることで、自分自身を整えることができます。そして、アファメーションを唱えることで、理想の未来を引き寄せる力が強まるでしょう。

今年のひな祭りは、厄を払い、新たな幸運を迎える日にしてみませんか？ ひとつひとつの行動が、未来の幸せにつながっていくはずです。