「最近なんとなく気分が乗らない」「やる気が出ない」——そんなモヤモヤを感じているなら、3月の「啓蟄（けいちつ）」が転機になるかもしれません。

啓蟄は、冬眠していた虫たちが地上に出てくる時期。自然とともに、私たちのエネルギーも動き出しやすくなります。なんとなく停滞していると感じるなら、今が流れを変えるチャンスです。

この時期におすすめなのは、運気の目覚めをサポートするアクション。4つのステップで、気分も運もスムーズに切り替えていきましょう。

ステップ1：とにかく「開く」 換気とクローゼット整理で停滞をリセット

冬の間、部屋を閉め切っていた人も多いはず。まずは窓を開けて、新鮮な空気を取り入れることから始めましょう。部屋の空気が入れ替わるだけで、気分がスッキリします。

さらに、クローゼットや押し入れを開けて整理するのもおすすめです。冬の間に使わなかったものや、気持ちが乗らなくなった服やアイテムを手放すことで、運気の流れもよくなります。部屋の環境を整えると、心の中も整理され、自然と前向きな気持ちになれるでしょう。

今日からできるアクション

・朝起きたら窓を開けて深呼吸する
・クローゼットを開けて不要な服を整理する
・使っていないコスメやアクセサリーを見直す

ステップ2：土に触れてエネルギーチャージ 植物や花を取り入れよう

啓蟄は、大地が目覚める時期。自然のエネルギーを取り入れることで、自分自身も活性化できます。

おすすめなのは、土に触れること。ベランダや庭で植物を育てたり、公園の芝生に触れてみるのも良いでしょう。忙しくて時間が取れない場合は、部屋に観葉植物を置いたり、好きな花を飾るだけでも効果があります。

春の植物は、成長や前進のエネルギーを持っています。自然の力を借りて、自分の気持ちを整えていきましょう。

今日からできるアクション

・部屋に観葉植物や花を飾る
・休日に公園や自然の中を散歩する
・花屋で気に入った花を一本買ってみる

ステップ3：年始の目標を振り返って「リスタート宣言」

年始に立てた目標がそのままになっていませんか。もし忘れていたとしても大丈夫。啓蟄は、新しい一歩を踏み出すのにぴったりのタイミングです。

まずは、年始に決めたことを振り返り、今からできる小さな行動を決めましょう。目標が大きすぎて動けなくなっている場合は、「まずは最初の一歩を踏み出すこと」を意識してみてください。

たとえば、英語を話せるようになりたいなら、今日から5分だけリスニングをする。運動を始めたいなら、軽くストレッチをする。小さな行動が積み重なれば、自然と流れが生まれます。

今日からできるアクション

・年始に立てた目標をノートやスマホのメモで見直す
・今すぐできる小さな一歩を決める
・「○月までにここまで進める」と目標を再設定する

ステップ4：思い切って「新しいこと」に挑戦 流れを変えよう

啓蟄は「閉じていたものが開く」時期。つまり、新しいことに挑戦するのに最適なタイミングです。

ずっと気になっていたことがあるなら、今こそ一歩踏み出してみましょう。新しい趣味を始める、今まで行ったことのないお店に行く、少し勇気がいることに挑戦してみる。小さな変化が、大きな流れを生み出します。

変化を恐れず、自分の可能性を広げることで、今までとは違う世界が開けていきます。

今日からできるアクション

・ずっと気になっていたことを1つやってみる
・普段行かないお店やカフェに足を運ぶ
・気になっている人に思い切って話しかけてみる

啓蟄のエネルギーで運気を変えよう！

春が近づくと、気持ちも環境も自然と動き出します。なんとなく停滞していると感じるなら、啓蟄のエネルギーを活かして、新しい流れを作っていきましょう。

・窓を開けて停滞した気をリセットする
・自然のエネルギーを取り入れる
・目標を見直してリスタートする
・新しいことに挑戦して流れを変える

この4つのアクションを実践すれば、気分も運気も自然と上向いていきます。新しい季節を前向きな気持ちで迎えられるよう、できることから始めてみましょう。