「何かに熱中したいけれど、何をすればいいのかわからない」
「趣味を持ちたいけれど、なかなかピンとくるものがない」
周りの人が楽しそうに趣味に打ち込んでいるのを見て、「自分も何か見つけたい」と思うことはありませんか? でも、いざ探そうとしても「これだ!」と思えるものが見つからず、結局何も始められない…。
実は、趣味がないことに焦る必要はありません。楽しめることを見つけるには、ちょっとしたコツがあるのです。今回は、趣味が見つからないときに試したい4つのステップを紹介します。
ステップ1:子どもの頃の「好き」を思い出す
新しい趣味を探すとき、意外なヒントになるのが「子どもの頃に夢中になったこと」です。
・夢中になって遊んでいたことは?
・好きだった教科や得意だったことは?
・憧れていた職業や興味を持っていた分野は?
例えば、絵を描くのが好きだったなら、イラストやデザインを始めてみるのもいいかもしれません。音楽が好きだったなら、楽器や作曲に挑戦するのも一つの方法です。
過去の「好き」を思い出すことで、今の自分にも響くものが見つかるかもしれません。
ステップ2:興味のあることを片っ端から試してみる
趣味は「探す」ものではなく、「試してみる」ことで見つかることが多いです。
・少しでも気になったら、深く考えずに体験してみる
・最初から完璧を求めず、気軽に楽しむ
・一回で判断せず、何度か続けてみる
例えば、「ヨガが気になる」と思ったら、YouTubeで初心者向けの動画を見ながら試してみる。「料理が得意ではないけど、やってみたい」と思ったら、簡単なレシピから始めてみる。
実際にやってみることで、「意外と楽しい」「思っていたのと違う」といった発見があり、本当に好きになれるものが見えてきます。
ステップ3:好きなものの「周辺ジャンル」に目を向ける
今までやってきたことの延長線上に、新しい趣味が見つかることもあります。
・映画が好きなら、映画レビューを書く、脚本を学ぶ
・ファッションが好きなら、ハンドメイドでアクセサリーを作る
・ゲームが好きなら、ゲーム実況やプログラミングに挑戦する
趣味は一つのジャンルにとどまらず、広がっていくものです。自分が興味を持っているものの「周辺」に目を向けてみることで、新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。
ステップ4:人と関わることで視野を広げる
一人で探していると、どうしても視野が狭くなりがちです。人との関わりの中で、新しい趣味が生まれることもあります。
・趣味を持っている友人に話を聞いてみる
・SNSやYouTubeで、他の人の趣味をリサーチする
・ワークショップやイベントに参加してみる
「この人が楽しそうにやっているから、ちょっと試してみよう」と思ったことが、意外と自分に合っていた、というケースもあります。誰かの影響を受けながら、自分に合うものを見つけていくのも一つの方法です。
趣味は「見つける」より「試す」ことが大切
趣味がないと焦る必要はありません。楽しめることは、探しているうちに自然と見つかるものです。
・子どもの頃の「好き」を思い出す
・興味のあることを片っ端から試してみる
・好きなものの「周辺ジャンル」に目を向ける
・人との関わりの中で視野を広げる
この4つのステップを試しながら、自分に合った趣味を見つけてみてください。
何かに夢中になれると、日常がもっと楽しくなります。もしかしたら、このコラムを読んでいる今が、新しい趣味を見つける第一歩かもしれません。