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第三十四項 不空羂索観音菩薩(ふくうけんじゃくかんのんぼさつ)

2024.02.18

コメッターの皆様、茉途衣です。

本日は、不空羂索観音菩薩(ふくうけんじゃくかんのんぼさつ)のお話です。

不空羂索観音菩薩(ふくうけんじゃくかんのんぼさつ)

別れた恋人を取り戻す
愛に満ちた毎日がやってくる
どんなに難しいことでも成就させる力を持つ
美容にも功徳があるため外見に磨きもかけられる

【功徳】
健康長寿、病気治癒、財福授与、美しくなる、罪障消滅、極楽浄土に行ける
『不空羂索神変真言経(ふくうけんじゃくじんべんしんごんぎょう)』など関連経典に説かれる不空羂索観音のご利益は、主に無病や病気平癒を説く「二十勝利(20種の功徳)」と、安楽な臨終と仏国土への往生を説く「臨終八法(8種の福徳)」です。

【手印】 蓮華羂索印(れんげけんじゃくいん)

【真言】 オン ハンドマダラ アボギャジャヤニイ ソロソロ ソワカ 

不空羂索観音菩薩(ふくうけんじゃくかんのんぼさつ)とは?
鹿の皮の袈裟を着ている為、鹿皮観音(ろくひかんのん)と呼ばれる場合もあります。「不空」とは信じれば必ず願いが叶い空しい思いをさせない、という意味で、「羂索」とは古代インドで密猟や戦闘に使われた捕縛用の縄のことです。そのため名前にはあらゆる人々の悩みを逃がすことなく救済し、願いを叶えるという意味があります。十一面観音の2倍のご利益である二十種の功徳(現世利益)と八種の利益(死後成仏)が得られ、奈良時代に信仰が盛んであったとされます。

天台宗系では六観音の1つに数えられ、人道を救済するとされています。また准胝観音と合わせて七観音と呼ばれることもあります。

不空羂索観音菩薩(ふくうけんじゃくかんのんぼさつ)の像容
本像は、頭上に高い単髷(たんまげ)をつけ、丸い大きい顔に力強い慈眼(じげん)を表し、高い鼻の下には引き締まった口もとを示しています。 体部には胸飾りもなければ、石帯(せきたい)も見られません。 極めて簡素な像で、台座までを一材で彫り出しています。 全体として量感のあふれた重厚な肉取りの像ですが、衣文(えもん)の流れなどは割合に素朴です。


「二十勝利(20種の功徳)」

一者身無眾病安隱快樂。
その人はあらゆる病気に罹らず、平和で幸せです

二者由先業力雖有病生而速除愈。
この病気は以前のカルマによって引き起こされましたが、すぐに治りました。

三者身體細軟皮膚光澤面目鮮明。
患者さんの体は柔らかく、肌はつやがあり、顔も明るくなりました。

四者眾人愛敬。
みんなに愛され、尊敬される

五者密護諸根。
根をこっそり守る

六者多獲財寶隨意受用。
より多くの宝物を手に入れた人は、それを自由に使用できます

七者所得財寶王賊水火不能侵損。
王が手に入れた宝物は水や火によって損傷することはありません。

八者所作事業皆善成辦。
彼らがやることはすべて成功します。

九者所有種植不畏惡龍霜雹風雨。
植物を植える者は皆、邪悪な竜、霜、雹、風、雨を恐れない

十者若有稼穡災橫所侵。以此呪心呪灰或水經七遍已。於其田中八方結界上下散灑。災橫爾時皆即除滅。
農作物に災害があれば侵略されてしまいます。これを使って心臓の灰や水を7回排出します。それはフィールド内の境界を上下左右に広がります。災害時が来れば、それらはすべて破壊されます。

十一者不為一切暴惡鬼神羅剎斯等吸奪精氣。
彼はあらゆる暴力的な幽霊、神、ラクシャなどのために自分の本質を吸い取ることはありません。

十二者一切有情見聞歡喜。愛樂尊重常無厭足。
すべての衆生はそれを見て、聞いて喜ぶでしょう。愛、喜び、尊敬は常に飽くなきものです。

十三者常不怖畏一切怨讐。
彼は常にあらゆる憎しみを恐れません。

十四者設有怨讐速自消滅。
恨みを持つ者は速やかに抹殺されます。

十五者人非人等不能侵害。
人間以外の者を犯すことはできない。

十六者厭魅呪詛蠱道不著。
お守りに飽きた人は呪いをかけてしまい、悪霊を取り除くことができなくなります。

十七者煩惱纏垢不數現行。
トラブルや汚れは数多く存在します。

十八者刀毒水火不能傷害。
毒、水、火によって傷つけられることはありません。

十九者諸天善神常隨衛護。
天の善良な神々はいつもあなたとともにいてあなたを守ってくれます。

二十者生生不離慈悲喜捨。彼得如是二十勝利。
彼は慈悲、喜び、平静さを欠いて人生を生きています。したがって、彼は20回の勝利を収めました。




「臨終八法(8種の福徳)」

一者臨命終時見觀自在菩薩。作苾芻像來現其前
歡喜慰喻。
彼は死の間際に観世音菩薩を見ました。男と反芻する像を作り、彼の前に現れる喜びと快適さ。

二者安隱命終無諸苦痛。
その人の人生は平和で痛みのないものになります。

三者將捨命時。眼不反戴口無欠呿。手絕紛擾足離舒捲。不泄便穢無顛墜床。
彼が命を捨てようとしているとき。目は反らさず、口はつぶやいていない。手はもう邪魔されず、足は自由でリラックスできます。排便もなく、ベッドから落ちることもありません。

四者將捨命時住正憶念意無亂想。
命を捨てるときは、自分の考えをまっすぐに保ち、さまよった考えを持たないようにする必要があります。

五者當命終時不覆面死。
人は死ぬとき、顔を隠さずに死ぬでしょう。

六者將捨命時得無盡辯。
自分の命を犠牲にする人たちは、終わりのない議論をするでしょう。

七者既捨命已隨願往生諸佛淨國。
自らの命を捨て、仏の浄土に生まれたいという願いを貫いた。

八者常與善友不相捨離
彼はいつも仲の良い友達と一緒にいる

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