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昔好きだった人のSNSを、つい見てしまう夜

2025.07.09

夜、なんとなくスマホを開いて、
ふと、昔好きだった人の名前を検索してしまうことはありませんか。

もう終わったはずの関係。
今さらどうこうしたいわけでもないのに、
どうしても気になってしまう。

忘れたつもりでいても、
忘れたくない気持ちも、どこかに残っているのかもしれません。

1. 幸せそうな様子に、少しだけ心が揺れるとき



SNSで見るお元気そうな姿に、
ほっとする気持ちがある一方で、
なぜか胸がちくりと痛むこともあります。

投稿された写真やコメントの向こう側に、
もう自分の知らない世界が広がっているようで、
置いていかれたような寂しさを覚えることもあるかもしれません。

何も悪いことは起きていないのに、
心だけがそっと揺れてしまう。
そんな夜、ありますよね。

2. 「いいね」もできず、ただ静かにスクロールする



投稿を見るだけで、
自分から何かを伝えるわけでもなく、
ただ静かにページを行き来するだけ。

昔の誰かと似た名前が出てきたとき、
新しい誰かとの楽しそうな写真を見つけたとき。

その一つ一つが、
自分だけが時間を止めていたような気持ちにさせてしまうのかもしれません。

それでも、なぜか見に行ってしまう。
それは、今も心のどこかで、
その人の存在が「完全な過去」になりきっていないからなのかもしれません。

3. 思い出は、ほんの少しだけ美しくなっていくもの



ふとした瞬間によみがえる言葉や表情。
あの頃の空気や、心の距離感。

時間がたつほどに、思い出は少しずつやわらかく、
そして美しく加工されていくようです。

いま思い出しているその人は、
“当時のまま”ではなく、
心の中で少しずつ整えられてきた姿なのかもしれません。

4. スクロールする指先に、やさしいまなざしを



誰かのSNSを見てしまう夜があっても、
「まだ引きずっている」と責める必要はありません。

それはきっと、
誰かを大切に思っていた時間が、
ちゃんと心の中に残っている証です。

そして大切なのは、
その画面を閉じたあと、
自分自身の今にそっと戻ってこられること。

過去を抱えたままでも、
ちゃんと前に進んでいけるのだと思います。


見てしまった、思い出してしまった。
そんな夜があっても、まったくかまいません。

人の心は、急には片付かないものです。
でも、時間とともに少しずつ整っていくものでもあります。

思い出すたびに切なくなったとしても、
それはあなたが、まっすぐに人を好きになれた証です。

画面を閉じたあと、
また少し、自分の時間に戻ってみてくださいね。

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