気になることには意味がある 〜身体的特徴〜痣に秘められたメッセージ③

2024.09.01

わたしには、お尻の左上に親指の腹ほどの青痣があります。
気にして何度かレーザー治療を受けましたが効果がなかったんです。

悩んだけど、きっとただの痣ではなく、わたしだけの特別な印だと理解するに至りました。

古くから、青痣は魂の傷跡や前世からの記憶、あるいは特別な能力の現れとして捉えられてきたようです。
鬼滅の刃でも痣の出現は潜在能力を引き出す媒体として位置付けられていましたね。

特に、お尻に現れる青あざは、地に足をつけて生きる力、そして生殖器と近いことから生命の神秘を司る力と深く関わっているとされています。
青あざを持つ子供は、生まれつき霊的な力を持つとされ、生贄にされることなく、神聖な存在として大切にされてきた歴史も存在します。
それは、青あざを持つ者が特別な力を宿しているという信仰があったからです。

実はね、わたしの場合の痣は戒めもあると思っています。
前世で遊女であったという記憶から、人前で肌を晒すことをしないという約束として魂に深く刻まれた結果が痣なのかもということです。
しかし、それは決してネガティブなものではなく、むしろわたしの魂の奥底に眠る純粋さを守るための大切な教えやメッセージだと感じています。

中国では、青痣は幸運の印とされ、青痣のある女性は龍神様と縁のある『龍女』と呼ばれるようになりました。

我が国では、神武天皇の祖先にあたる、海神の娘の豊玉姫が子を産む際に龍の姿に変身しています。
日本でも龍は女性を意味しているんです。
豊玉姫は、竜宮との深い関係を持っていて、その龍宮は、日本神話においては豊穣や神秘の世界と結びつけられることが多いです。
豊玉姫は安産祈願の対象として今も崇敬されています。
日本にとっての龍は、生命を生み出す力、自然の力、あるいは海の深遠な神秘などを象徴しているわけです。

痣は決してマイナスなものではなく、むしろ自分の才能と可能性を示す、素晴らしい贈り物だと思ってください。
その力を信れば、自分自身を大切に、そして周囲の人々も大切にして生きていくことができるはずです。

次回は親子で同じホクロについてお話しします。