電話占いコメットロゴ

電話占いコメット

久伶愛(クレア)

クレアのスピリチュアルサロン

久伶愛(クレア)先生

< 前の記事へ

一覧

次の記事へ >

気になることには意味がある〜なぜか自分を責めてしてしまう〜

2024.09.30

事があると何故か自分を責めてるしまうのに、不思議とそこに関わった人に対しては、責めたり怒ったりして感情を爆発させたりしない方がけっこういらっしゃいます。

わたしもその中の1人です。

気付くと「自分がもっとしっかりしていれば」「悪いのは自分」「能力不足を努力で補わなかったのは自分」
というように、自分責めが始まっているんです。

個別の事情はいろいろなので、原因はひとつに絞れませんが、
自分責めが癖になっている時の心の中には『周囲や人に対しての怒り』が多いと思います。

しかも、その怒りを外に向けないような設定状態になりやすいようなのです。

皆さんは、周囲の人や家族に対して怒っていたのに、その怒りの気持ちを自分で封印した経験はありますか?

わたしはかなりありますよ〜

なぜかいざという時になると、本当は外に向けたかったはずの怒りの矢印を、クルッと逆にひっくり返して自分に向けてしまうんですよ。

この怒りの逆流の正体が「自分責め」のようです。

その結果、自分を責めて、怒っての繰り返しが起こります。

一体なぜそうなるのかを、わたしなりに考えてみました。

どうも、自分責めには「過去」が絡むようです。

実際のところ、自分の中に昨日、今日だけではなく昔から積もり積もった怒りってありますよね。
それって、なかなか忘れられなくて鮮明に覚えてたりします。

誰に対して怒ったことがいちばん多いでしょう。

きっと…自分の成長に関わった方かもしれないです。

そう思うとなんかすごく嫌な気持ちになって心がザワザワしませんか?

そんなの本当?考えたくないって感情が湧き起こったら、かなりの確率でそうかもしれないですよ。

自分が思い出せる範囲の子ども時分に戻ると、「なんでよ!」「いやだよ!」「やめてよ!」「いいかげんにして!」のような腹立って怒りたい気持ちを持ったことが思い出せますね。

大人は完璧じゃないし、お互い性質の違う人間なのでそう感じて怒るのはあたりまえですね。
だから、怒る気持ちを持つことは決して悪いことではないんです。

ただし、子どもの立場だった自分は弱いです。
怒らせて怖い思いするより、愛してもらいたい、褒められたいと願ってしまいます。

もしそこで本心の怒りの気持ちを自分がぶつけたら…

嫌われるし、怒らせるし、傷つけてしまうと子どもは無意識は察します。

だから、怒っちゃいけない。
大人に怒りを向けないように。
大人に怒る気持ちなんか感じさせないようにしてきましました。

このように、大人に対して向けたかったはずの怒りを封印してしまいました。

封印したら逆思考が始まります。

大人に怒りの気持ちを持ってしまった自分に対して、「自分がいけないんだ」「自分が悪いんだ」「自分がちゃんとしていれば」

これが、怒りを自分の方へ逆流させて自分を責める正体だと思います。

なぜそんなことをするのかも考えてみた結果、安全を選びたくなるからだと思いました。

怒りを封印すれば、大人に嫌われなくてすみます。
大人を怒らせなくてすむし、傷つけなくてすみます。
とにかく、面倒なことにもならないです。

子供は純粋でけなげでしょう。

大人の機嫌をよくさせるためなら、自分を嫌いになって、自分を責めて、自分を傷つける。
自分が「悪い側」になることを厭わない存在にだってなれちゃいます。

実際、自分もそうなれてました。
ひとりっ子だったから余計にそうかもしれませんが。
みなさんはいかがでしょう。

「悪かったよ。ごめんね。」という態度にしておけば、大人の機嫌は保たれるということが経験則で身につきました。

そして、そうしておいた方が
安全に生きられるというメリットがあるというのも感じ取ってしまうのが子供です。


こうして、怒りを逆流させて自分を責める正体は『自分が安全に生きられる保障』を得るためという、わたしなりの答えにまとまりました。


過去の経験が作り出した一種の防衛本能だからこそ、なかなかやめられないのだけれど、これで得られたものは自分の心への負担だけだったような気がします。

わたしの場合は、落ち着いて客観的になり、過去の出来事に対して真剣に怒ってみたのことで抜け出すことができました。

その怒り方を、次回はお話しさせていただきます。

久伶愛(クレア)

久伶愛(クレア)先生

プロフィールはこちら

< 前の記事へ

一覧

次の記事へ >

 久伶愛(クレア)先生の最近の記事

気になることには意味がある ~相手の言葉や反応~

2024.12.20

気になることには意味がある 〜今年最後の満月と新月〜

2024.12.15

気になることには意味がある〜神々と人間の新たな関係性〜

2024.12.06

気になることには意味がある 〜時間と夢〜

2024.11.23

気になることには意味がある 〜言霊と音霊〜

2024.11.16

 他の先生の記事

うの

12月21日 太陽の誕生日冬至

2024.12.21

マリア

第八十三話

2024.12.17

ブログ一覧にもどる