真稀(まき)
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2025.11.01

十一月になりましたね。
悪終い箱も第四話です。
悪感情をおしまいするあれこれを綴っています。
怒りや哀しみ自体は『悪』ではなく、自分を損ねてしまう過剰分を『悪感情』と定義しています。
溢れ出てしまうソレを取り出していったん『箱』へ隔離する。
そのようなイメージでお読みくださいね。
今回は『哀しみ』について。
五行説をベースに記します。
哀しみは金(ごん)属性/白色です。
弔いの白といえば違和感はないでしょうか。
「なぜこうなったのか」と思えば哀しみ。
現実に起こった喪失・断絶などを受け入れ難い時、哀しみが溢れます。
怒りとは性質が異なり、鎮めて完全に無くすことはできません。
失ったまま、絶たれたまま、人は生きていくのです。
ただ、欠けた心の形を変えて持ち続けることはできます。
溢れ零れた『哀しみ』の処し方は
想像する場合
心の重しになっている『金(ごん)』を鉱物に見立て、相克(打ち消す作用)火剋金にならい
・火にくべる
心の炉に放りこむ、心の火炎放射器で炙る、なんでもOK
・溶解した『金(ごん)』を鋳型に流し込み固める
・熱された『金(ごん)』を槌で叩き鍛刀する
決して消えない『哀しみ』を手元に置きやすい形に整えます。
それは、御守りでも武器でもなんでもいいのです。
実行する場合
応急処置になります。
現実的に鋳造や鍛刀は難しいので。
・アルミホイルに『哀しみ』を移し丸める
これだけです。
持ち歩いてもよし、お部屋に置いてもよし。
気持ちが治まらないなら、もうひと包み丸めます。
手慰みに叩いたり磨いたりしていくうちに、いわゆる『アルミ玉』になります。
ピカピカつるつるになるまで時間はかかりますが、『哀しみ』は一生ものお付き合い。
気長にゆっくりじっくりいきましょう。
『哀しみ』を処していかないと『嘆き』に成ります。
「なぜこうじゃないの」と思えば嘆き
『嘆き』に陥ると過去に拘泥されたまま身動きが取れなくなります。
これは過剰分ではなく、そのものがご自身を害する『悪感情』となります。
『嘆き』は、金・水属性/白・黒。
通常、相生(生み出す )の関係ですが、停滞・後退が加わると腐食が始まります。
錆びてしまうのです。
朽ちる前に錆取り研磨いたしましょう。
『哀しみ』と向き合うには気力体力が必要となります。
枯渇した状態で無理に取り組む必要はありません。
少しだけ、前を向く気持ちになった時にこのブログを思い出していただけたら幸いです。
朱美 拝
追記:
【注意】
もう手元に置いておくべきではないもの、そもそも手に入れるべきではなかったもの、それを欲して得られないことへの喪失感・断絶感から生じる感情を本記事では『哀しみ』に分類しません。
それらは本来得るべき者から奪い他者を害していることに他ならないので、執着・邪念・狂信が混在していて純然たるいち感情ではないからです。
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