心理カウンセリングの休憩中ですが、誹謗中傷に苦しんでみえる素敵な相談者に少しでも楽になっていただきたいので心理学のプロとして少し綴らせてくださいませ



まず、ネットで誹謗中傷に悩む辛さを緩和させていただきますね。人間の健全なコミュニケーションとは、顔を出し名前というお互いのアイデンティティを通して得るものです


ですので、匿名でしか書けない透明人間の言葉そのものがまず透明なわけです


アイデンティティさえ透明人間は失っているからです



そして誹謗中傷とは、実は透明人間が自分のことを悪く批判している言葉なんですよ



なぜなら健全な心を維持してる人は自尊心が高いので、他者との違いを受容できるんです



でも、幼少期から母親との関係性などにおいて自尊心がうまく育まれなかった方の場合、愛着障害などにより他者を受容できず苦しむんです（これもそういう愛のカタチしか知らない親のせいではない。誰が悪いとかではないので善悪でジャッジしないでくださいね）



つまり常に「私なんかどうせ理解されない、、認められない、、」と不安だからこそ怒りが生じてくるんです



私なんてどうせ、、という罪悪感が大きければ大きいほど、そのトラウマとずっと対峙していると折れてしまうから「私は正しいんだ!」という正しさの証明をしたがるんですよ



つまり、自分で自分のことが許せない人ほど他者をありのまま受容できないんです



でも、自尊心が高い人は、他者と価値観が違っても「諦念の感」で受容できます



「この人はこういう人」というようにです。そしてわざわざ他人の問題に自ら飲み込まれにはいきません



コロナ禍にもたくさん出ましたでしょ


自分だけの一般常識や自分だけの正義で他者をジャッジして批判していた正義中毒者が。あれですよ




でも申し訳ないですが、正義など人の数だけあり、自分の一般常識など他人の非常識です



日本国内だけでもその正義の違いでコロナ禍でも煩わしいやりとりがありましたが




私は今まで主人の転勤で海外にも長くいたので、国が変われば正義など人の数だけあります



例えば日本人のピースはギリシャ人には侮辱のサインですし



タイなどで小さい子どもの頭をよしよしと撫でたら
「子供の頭には神様がいるのに!なんてことをする!」と叱られたり


まあ、本当に人の数だけ正義はありますよね



だから、誹謗中傷してしまう人は常に不安なんです、自分の居場所がないから




そして誰かを攻撃したり
「間違っているよ!」と言わないと自分を維持できない程にメンタルが不安定なんです



他人のことにそこまで関心を持ち執着する心理は異常ですし



「あなたを攻撃してきてる時点で貴女の勝ちですよ」
だって攻撃しないと相手は自分を維持できないわけだから



つまり、その時点で素敵な貴女が戦う価値はない相手ということです




明日は誹謗中傷してしまう人の悲しい未来について科学的に説明します。