気になることには意味がある 〜出会い〜過去生への旅③の2

2024.08.24

今日は、どうして、旦那さんが過去生で心中した彼であると分かったかについてお話しします。

20代前半の頃のわたしは絵に興味を持っていて、時間があれば画廊に足を運んでいました。
中でも20世紀フランスで最もポピュラーなイラストレーターのレイモン・ペイネの恋人達のシリーズが好きでした。　
本物は買えませんので、オリジナルリトラフ版画の作家自筆サイン入りがお目当てでした。
そのペイネの【臆病な恋人】が欲しくて欲しくて。

ボーナスを機にこの絵を購入して、画廊から大きな箱を抱えて出てきた時に通り掛かったのが今の旦那さんです。

「絵ですか？すごく大きな箱ですね。どうやって帰るのですか？」

「はい、大きいですね。車で帰ります。」

「僕、車まで持ちますよ。」とさらっと言って持ってくれました。


時期はちょうどクリスマス。
デパートでイベントをしていて、画廊からもらったガラポン券があったので、途中にあった抽選会場に一緒に寄りました。

2人並んでガラポンしたら、最初の1回目で、なんとまぁ〜1等が大当たり‼
降り鈴が大きな音で「カランカラン〜」と響き渡りました。
ペアのハワイ旅行が当たったんです。

その一撃でお互いが運命的なものを感じてしまいその日のうちにお茶を飲みに行きました。
仲良くなるのに時間はかからず、
お互いが忙しくてもお付き合いは順調でした。

ハワイは2人で行けませんでした。(>_<)
お互い休みがまとまって自由に取れない仕事だったからです。

いざ結婚の話になると、旦那さんの両親は私との結婚に難色を示しました。

理由は、わたしが本家のひとりっ子だからです。
きっと、息子を取られる(お婿さんになる)または、(マスオさんになる)と思うと辛かったんでしょう。
息子と生活する将来を期待する気持ちもよく分かります。

うまくいかないかも…
わたしは内心思いました。
わたしの両親は苗字にこだわっていて、お婿さんに来られる人以外は絶対にダメと言い続けていました。
それに、親のそばにいるのがわたしの幸せという価値観を幼い頃から強く押し付けられていましたし、22歳で結婚相談所に無理矢理連れて行かれたこともあります。

そうなの。わたしの親は支配欲が強い毒○なのよ。
ついでに、わたしの活躍を通じて親としての承認欲求を満たすタイプでもあります。

でも人を好きになる時って、相手が長男とか跡取りとか調べて好きになるものですか？
違いますよね〜

もぅ、結婚とかいいや！
親の思い通りに生きるなんて、自分の人生じゃないし！って…

いったん結婚への憧れと希望を全部捨ててみたんです。

そして、そのことを旦那さんに隠さずに話しました。

そうしたらね、旦那さんは思いもよらない大胆な行動を取ったんです。
いきなり、朝一の飛行機で九州に向い、自分の親に連絡もせずに本籍と戸籍を抜いてきました。
そして、関東にあるわたしの家に本籍と戸籍を移しました。
その後、婚姻届を出して世帯分離をしました。
同じ家に、父と旦那さんの2人の世帯主がいる形をとり、わたしは旦那さんの苗字になりました。

あとは全て事後報告のみ。


こうして私たちは、旦那さんの思い切った行動により、前世の約束を果たしました。

わたしのガイド曰く、あの時ガラポンので最初から1等が出たのは
運命の成り行きをコントロールしていた支配霊の計らいだったそうです。

支配霊は結婚などの人生の大きな転機や、配偶者との出会いに気付きを与えてくれています。
支配霊についても後ほど詳しくお話しする機会を設けます。

無事に結婚した私たちには、新たな試練が与えられています。
宗教です。
(旦那さんの家は一家揃ってとにかく熱心です)

この続きは次回お話しさせてください。