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伝えたい。でも壊したくない。友達の恋に心が揺れるとき

2025.07.16

「大切な人には、幸せでいてほしい」
きっと、それがあなたのいちばんの願いです。

でもその人が、
明らかに心をすり減らすような恋をしているとき。
見ているあなたの胸は、静かに、でも確実に痛むのだと思います。

言いたい気持ちと、言えない怖さ。
目を覚ましてほしい気持ちと、関係を壊したくない思い。
そのどちらも本音で、どちらも本気。

だからこそ、苦しい。
だからこそ、やさしい。

【1】伝えるか、黙っているか――その前に「自分の願い」を見つける



「どうしてあんな人と付き合ってるの?」
「もうやめなよ」
その言葉の裏側にあるのは、
たぶん“怒り”でも“否定”でもありません。

きっとこう思っているのではないでしょうか。

「大事にされてほしい」
「あなたはそんな恋に値しない」
「あなたが傷つく姿を見るのが、ただ、つらい」

まずはその気持ちを、自分自身で正直に認めてあげること。
伝えるかどうかは、それからで大丈夫です。

【2】「何も言わない」ことも、十分すぎる愛になる



今はまだ言葉にできない。
何を言っても届かない気がする。
そんなときは、無理をしなくていいんです。

心が静まるまで待つことも、
相手の気づきを信じて見守ることも、
れっきとした“寄り添い方”のひとつです。

大切なのは、
あなたがずっとその人を見ているということ。
その視線だけで、人の心は支えられることがあります。

【3】もし伝えるなら、「正しさ」じゃなく「感じたこと」を差し出すように



どうしても伝えたいときは、
説教でも指摘でもなく、“あなたが感じたこと”を、そっと差し出してみてください。

「最近ちょっと、元気ないように見えたから心配だった」
「大切にされてる?って、ふと考えてしまった」
「あなたのこと、応援したいから、ただそう思っただけ」

相手の選択を否定せずに、
自分の気持ちを、“判断”じゃなく“願い”として渡す。
それが、伝わる言葉になります。

【4】答えはすぐ出さなくていい。ただ、その人を信じること



あなたが迷っているのは、
「正しい答え」がわからないからではなく、
それだけ相手との関係を大切にしているからです。

だから、答えは焦って出さなくていい。
言ってもいいし、言わなくてもいい。
あなたのその“やさしい迷い”は、ちゃんと愛として伝わっています。

たとえ今は何も変わらなくても、
あなたの言葉や沈黙は、
いつかその人が道を選び直すとき、
そっと背中を押してくれる存在になるはずです。


「止めたい」
「でも、壊したくない」

どちらも本気で感じているからこそ、迷っているあなたへ。
その迷いごと、やさしさとして抱きしめてあげてください。

伝える強さも、黙って見守るやさしさも、
どちらも“愛のかたち”です。

いまこの瞬間、あなたがその人を想っている気持ちは、
何よりもまっすぐで、温かいものだから。
どうか自分を信じていてくださいね。

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