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凛凪の幸せのヒント

「人生の負の連鎖のしくみ」

2018.07.12

生きていく中で人生は良い事悪い事ありますね。
そんなのは頭ではわかってる、当たり前の事です。
では、なんで自分の人生は嫌な事ばっかりなのか?
いい事なんか少しだけで、頑張っても頑張っても
うまくいかない。こんな風に思っている人がけっ
こう多いのだということをこの仕事をしていてす
ごく感じております。

人生とは不安との戦いです。
常に遭遇する不安にどう向き合うか、すべてはそこ
から始まるのです。

今回は私の経験も踏まえて、人生の負の連鎖が何故
起きてしまうのかをお話したいと思います。

絵の左側の黒い丸が不安だと思ってください。

人間は、人生で遭遇する黒い丸の不安にぶち当たり
ます。それは嫌な人との出会いだったり大事な人と
うまくいかない事だったり、倒産だったりもしくは
離婚だったり、いろいろあるでしょう。

人生においてなんでこの時に!?と思うタイミング
でこれらの事に遭遇する度に本当に苦しく、そして
生きていく気力さえも失ってしまいます。

けれど黒い丸に遭遇して、どんなに辛くてもその嫌な
出来事の本質に向き合わない限りこの負の連鎖は終わ
らないのです。

たまたま入社した会社に嫌な人がいただけだ。
こんな嫌な人今まで見たことない。
結婚した人がDV男だった。だから次はちゃんと見る
目を養って人を選ぼう。

このように、嫌な出来事の本質を自分にとって都合の
良いように考えてしまい、理由を自分以外の環境や他
人のせいにしてしまっていては、人生はまた同じ黒い
丸の不安と遭遇するのです。

こうやって負の連鎖は延々に終わることはなく、どこ
かで自分に言い訳している事が漠然とわかっていなが
らも、それらの感情に向き合えず、時間だけがむなし
く過ぎていくのです。

何がいけないのか?全くわからないと言いながらも、
ここまで同じ事が繰り返し起きているという事は
自分は何か本質的なものを見失っているんじゃない
か?という感覚が皆さんも本当は頭のどこかで考え
ていたのではないかと思います。

過去私はその答えを見つけようと図書館に通いまし
た。心理学の本を読んで自分の幼少期の頃の記憶を
たどり、その原因の一つに親の愛をもらえなかった
かわいそうな時期があったのだと学びます。 そして
私が不幸なのは親がいけなかったのだとわかり、
どこかで自分のせいで人生が悪い訳でなかったのだ
とホッとします。

心理学の本は、自分のインナーチャイルドを癒し、
怒りを手放しなさいとそう書いてあるのです。
すると最初はすこし改善されたような気がしてきます。
けれど怒りを手放そうとしても、手放すことなんか出
来ないから苦しいのだという事がわかり、結局苦しみ
は全く改善されませんでした。

次に自己啓発の本を読みます。

人の話を聞く技術、質問の大切さ、コーチング、これも
また心理学と同じです。水に浮く表層だけの記述で、
これも結局は絵に描いた餅で人生の負の連鎖をなくすこ
とは出来ませんでした。

次にスピリチュアル本を読みます。

今この瞬間に集中しなさい。
人に感謝しなさい。
ありがとうと1日10回言いなさい。
私の守護霊様は?前世の因縁が原因なのか?
引き寄せの法則。

これにはさすがに引き込まれる人が多いのではない
でしょうか?私もそうでした。
自分の前世のカルマが引きがけになっているのか?
なるほど、そういう事もあるのかもしれない。
しかし、神秘的な世界は確かに楽しいけれど、やっ
ぱり人生を変える具体的な方法は書いてあるようで
何ひとつ書いてないのです。

結局、心理学もどの自己啓発本も、どのスピリチュ
アル本も、人生の負の連鎖を変える具体的な答えは
載っていないのです。

そんな時私の人生で決定的な事がおこり、私の頭の
中に私の思考以外の言葉が聞こえてくるようになり
ます。

私が最初に聞いた言葉は
「そなたがいかに傲慢か知りなさい」というもので
した。そして私の人生が何故負の連鎖だったのかを
教えてもらいます。

負の連鎖だった人生は、何が原因でそうなったのか?
話を戻しますが、人生で遭遇する黒い丸の不安に向き
合うことをせずに生きてくると、どこまでいってもこ
の負のリングから外れることはありません。

けれど、黒い丸に遭遇したら、神様に教わったように
自分の都合の悪い感情にとことん向き合い、
自分が安心したいがための行動をしないようにしてい
くと、だんだんと私の人生は変わっていったのです。

右の図を見てください。
今までたどってきた負の経路から少しはずれてきた
私の人生のリングは次にやっぱり不安に遭遇します。

けれどそれまで不安に遭遇する度に自分の心と向き
合うことをしていたので、私はもう不安になった時
の自分の思考パターンが判ってくるのです。

なので次に遭遇した不安の丸ほど動揺しない私に変
化していました。だから前ほど丸は黒くないのです。
少しグレーかかっています。

すると私の人生のリングはまた起動を大きく変えて
いくのでした。

こうして私は人生の不安に遭遇する度に都合の悪い
自分に向き合い、安心したいがための行動と言葉が
けを減らしていくことで、関わる相手への自分の印
象を変える事ができるようになります。

相手は私と一緒にいて安心するようなり、前ほど違
和感を感じさせないようにできるようになります。
結果、相手から前よりも必要とされ、認めてもらう
事が出来るようになっていくのです。

その事を繰り返し、不安に遭遇しても前ほど動揺し
ない私に変化するようになりました。

心に余裕をつけられるようになった私は、自分の存
在価値を自ら低く見積もることをしなくなったので
す。

私の心の余裕は、前ほど他人から
「認めてもらいたい、愛してもらいたい、必要とさ
れたい」という気持ちを必要以上に求めなくなっ
てきます。

いえ、求めてはしまいます。だって人間ですから。

求めなくなったのではなく、それらをもらえない時も
ある自分を許せるようになってきたのです。

今までは、この3つを他人から常に貰っていないと
自分の存在価値を見いだせないと強迫観念に思ってい
たので、貰えなくなったとたんに不安になり、不安に
なると私の心に穴が開き、その穴を安心したいがため
の行動で埋めていたのです。
そうして、人生の負の連鎖は始まっていくのです。

人は皆んな無意識にも
「認めてもらいたい、愛してもらいたい、必要と
されたい」を得られる事を目的にどこか行動してい
るのかもしれません。

だからそれらを欲しがるのは当たり前の事なのですが、
この不安が結局、自分の人生を「必要とされない、認
めてもらえない、愛されない」人生にしてしまうので
す。

いつも同じ嫌な事を繰り返していませんか?
いつも同じような恋愛で失敗してないでしょうか?
付き合う人を変えても、環境を変えても、場所を変え
ても、同じ事が繰り返し起きているのだとしたら、
どうかこの話を思い出してください。

凛凪(りんな)

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